こんにちは、mofmof inc.エンジニア兼代表取締役のはらぱんこと原田です。
mofmof inc.では「開発チームレンタル」という月額制の開発サービスを運営しております。
開発チームレンタルとは | 月額制受託開発の株式会社mofmof
それ以外にも自社サービスを6個ほど運営しているのですが、組織としては8割エンジニアで構成されている組織です。
会社を表す言葉として「技術が目的、ビジネスは手段」という言葉を掲げていて、いかに価値あるものづくりをするか、まだ世にない面白いもの生み出すことが出来るか、という点にフォーカスして経営しています。
「技術が目的」と言っても、ただ技術があるだけでは価値は生み出せません。どのように価値を実現するのかその方法を知らなければならないのです。そして、正しく価値を実現するための方法論として「アジャイル」や「リーンスタートアップ」という考え方が存在します。
mofmof inc.では中途で入社するエンジニアが多いことと、技術に関しては自分でプロダクトを開発する研修が存在するため、講義形式のものは「アジャイル」や「リーンスタートアップ」に関連したものに比重が置かれています。
研修の目的
エンジニアという職業は基本的にものをつくるものです。ゆえに、いかに効率的・保守性高く・完成度高く作るか、というような視点にフォーカスされがちです。
その一方で、当然ながら、プロダクトを作る目的は、プロダクトを完成させることはではありません。効率的に作る・保守性高く作る・完成度高く作る、これらは全て価値のあることですが、それだけが素晴らしくてもビジネスが上手くいくわけではないのです。
ビジネスのフェーズに合わせて、どのように作るべきかは変わってくるのが正しい姿です。完璧に作るよりも優先されるのはビジネスを実現することです。
アジャイルな作り方は、トライアンドエラーを繰り返しながらビジネスの方向性を随時変えていくことに追従していくことが出来ます。
リーン・スタートアップの考え方は、小さく早く検証して仮説の誤りを見つけることの重要性を示してくれます。
mofmof inc.では新しく事業を立ち上げるためのサービス開発を請け負うことが多いです。ムダを少なく、出来るだけ早くリリースする、そのために必要な知識として、これら研修を実施しています。
研修のやりかた
ただ作るだけではmofmofエンジニアとしての振る舞い体得することが出来ないので、リーンスタートアップ的な考え方を理解するために、自分で作るものを決めて、小さいスコープのMVPを定義・設計します。
開発が始まったら、アジャイルな考え方・プラクティスを使って、実案件に近いようなやり方でエンジニア自身が主体的に行動して作り上げていく、というような研修内容になっています。
1ヶ月目
- 必須図書を渡す。全て読むべし(1ヶ月以内)
- スクラムブートキャンプ
- ユーザーストーリーマッピング
- アジャイルサムライ
- 講義
- もふもふなエンジニアの心得
- リーンスタートアップとMVP
- リーンキャンバスの作り方
- 各自作るプロダクトの案を一つ決める
- ユーザーストーリー(機能)出し
- 講義
- インセプションデッキの作り方
- スクラムとモジャイル
- 見積もりの仕方
- 振り返りの仕方
※講義実施前など隙間時間が発生した際には、株式会社万葉さんの課題の実装をやります。
2ヶ月目
- プロダクト案を実装する
- メンターと週次ミーティング・デモ
- 随時メンターによるコードレビュー
mofmofの研修を公開講座にしています
mofmof inc.のエンジニア向け研修は、実は公開講座になっておりまして、外部の人でも受講することが出来ます。
企業からご依頼いただいて外部で研修を実施するときは、10〜20万円/1回くらいで見積もらせていただいているのですが、社内の研修ついでに外部公開する場合は2,000円/1回で受けられるお買い得設定になっているので、興味ある方は参加ください。
スライド一覧
もふもふなエンジニアの心得
スクラムとモジャイル
リーン・スタートアップとMVP
リーンキャンバスの作り方
インセプションデッキの作り方
見積もり
振り返り