毎日がもふもふ

新規事業に特化した渋谷の開発会社mofmof inc.を経営するエンジニア兼代表・原田敦のブログ

『事件は現場で起きている!』アジャイル開発の現場のProblem相談発表大会に行って学んだ2つのこと

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こんにちは、アジャイルひよこクラブのブログ担当のからまげ@うまうまだよもんです。
アジャイル歴は半年です。アジャイラーとしては、まだまだ生まれたばかりのひよっこです!
そんなアジャイル駆け出しのわたしですが、アジャイルひよこクラブで開催された「今年のTRYプレゼン&現場のPROBLEM相談&KEEP事例発表大会」に参加させていただきました。
とても学びの多い会でしたので、ご報告します。

https://agile-hiyoko-club.doorkeeper.jp/events/38245

今年のTryプレゼン&現場のProblem相談&Keep事例発表大会 - アジャイルひよこクラブ 〜にわとりへの道〜 | Doorkeeper

日時:2016-02-26(金)19:30 - 21:30 場所:株式会社medibaさんのイベントスペース

会場はmedibaさんに提供いただき、渋谷ヒカリエの31階で行われました。
眺めが最高でおしゃれでテンション上がりまくりでした!

アジャイルひよこクラブとは?

アジャイルのビギナー向けのコミュニティです!

コミュニティをはじめた経緯

立ち上げた理由
アジャイルの経験を共有する会
アジャイルを実践したみたけど、なかなかうまくいかない。 その経験を共有したいという想いからはじまった会です。

今回のアジャイルひよこクラブのテーマ

「現場のProblem」 ということで、参加した皆さんの中で議論が白熱しました。

わたしが今回の発表会でもっとも興味を持ったご相談を以下にまとめました!


アジャイルどこからはじめて良いかわからない問題

【PROBLEM相談内容】
プロジェクトでアジャイルを推進する立場になったが、プロジェクトのメンバーの理解がない。どこから初めて良いかわからない。

→そうそう、ありますよね〜。わかります。わたしも、ある日突然、スクラムマスターに任命されたものの、何から初めて良いか途方にくれました。アジャイルと言っても範囲が広すぎて、最初の一歩をどう踏み出して良いのか迷いますよね。

【参加者からの回答】

  • ふりかえりからはじめた。
    →毎週金曜夕方にふりかえりを行うようにした。
    →結果として仕事にリズムができた。
  • インセプションデッキからはじめた。
    →この機能、どうして必要かを問い詰める。
    →空気読まずにつっこむ。
    →モチベーション管理。
    →”なぜ”を聞く。
    →KPIや目標値をはっきりする。
  • できることからはじめる。
    →残業を減らす。
    →体調悪い時に帰れるようにする。
  • ホワイトボードの前にペンをもって立つ。
    →ファシリテーションを仕切る。
  • アジャイルに反対する人は短期的視点にたつ人が多い。
    →テストを書く時間がもったいない、学習コストがもったいない。
    →テストやってないとアジャイルできないよ!とわからせる。
  • 開発スタイルを整えることからはじめる。


ユーザーストーリーの粒度デカすぎ問題

【PROBLEM相談内容】
見積もりの粒度が大きくて、進捗がよくわからないストーリーはどうしたら良いでしょうか?

→たしかに、わたしもユーザーストーリーの粒度については、いつもアタマを悩ませます。気づいたら二週間くらいベロシティがゼロなんてこともありました。実際には作業は進めているんですけど、それが見えなくなってしまうんですよね。。。

【参加者からの回答】

  • ストーリーが大きい場合、タスク単位で見積もる。
  • なるべく一日単位でできる粒度に分割する。
  • redlineのかんばんよりアナログのかんばんを使うほうが良い。
  • タスクの見積もりはデキる人の見積もりが良い。
    →どうしてその期間にみたなかったのか改善案がみつけやすい。
    →でも、精神的にしんどいよね。
    →FaceToFaceならば、ギスギスしない。


まとめ

  • アジャイルをどこからはじめてよいか迷った時
    →できることから初めてみよう!
    →ふりかえりやインセプションデッキがおすすめ!
  • ユーザーストーリーの粒度が大きすぎると感じた時
    →タスクに分割して、タスク単位で見積もりましょう。
    →タスクは一日で終わる作業単位に小さく分割しましょう。


以上、アジャイルひよこクラブの現場から報告しました!