新しいプロジェクトのキックオフや、勉強会などのイベント。初めましての人が集まると決まってやるのが自己紹介。
ぼくは比較的良くイベントを主催するので、参加者の方の緊張を適度にほぐして参加者同士も交流しやすくなるように自己紹介のやり方に工夫しています。
この記事ではぼくが実際にやってみたことのある自己紹介のやり方を紹介しますね。
自己紹介でアイスブレイクしよう
アイスブレイクとはなんぞやか?
平昌オリンピックで盛り上がっているアイスダンスでもアイススケートでもなくアイスブレイクです。アイスブレイク。
何かのファシリテーターをやったことある人にとってはおなじみの「アイスブレイク」。初対面の人が集まった時に、緊張をときほぐしコミュニケーションを取りやすくするための小技のことで、自己紹介に限らずいろんな手法があったりします。
そんなに難しいものではないので、イベント主催とかする方はぜひチャレンジしてみると、イベントの満足度が上がって良いですよ。
今回は自己紹介でアイスブレイクする3つのやり方を紹介します。
- カタルタ自己紹介
- 名前リレー自己紹介
- 読むだけ自己紹介
カタルタ自己紹介
最近全オレの中でブーム到来しているカタルタ自己紹介。
カタルタとは、鹿児島在住のメドラボ 代表 福元和人さんという方が考案したらしい、カード54枚の発想支援ツールです。作った人のことはよく知らんけど、54枚のカードそれぞれに文を接続する言葉が書いてあります。
ぼくが愛用しているのはロジカル版で、例えば「おそらく」「むしろ」「さもなければ」「対照的に」などの言葉が書かれてます。
自己紹介での使い方は簡単で、一人が普通の自己紹介をし終わった後に1枚めくって、話を一つ付け加えるだけ。
例)
普通の自己紹介 => 渋谷のIT企業を経営しているエンジニア兼代表取締役の原田です。趣味は海外ドラマを観ることです。 カタルタ => 「むしろ」 むしろ、Netflixが趣味と言った方が正確です。休日は海外ドラマに限らず、Netflixで映画やアニメなどを観尽くしています。Netflixサイコー
みたいな感じ。
それだけなんですが、「歴史的には」とか「本質的に」とか絶妙なやつを引いた時に、「ええええっっ!?」となってちょっと雰囲気が和みます。どうにかこじつけて話をまとめるのも頭を一捻りするけど、意外とこじつけは難しくないので誰でも出来て、アイスブレイクに最適。
カタルタは公式のショップで購入出来るみたい。
ちなみにNetflixは公式サイトから契約できます。俺的満足度は超高いので契約待ったなし。
名前リレー自己紹介
順番に普通に自己紹介をしていくのですが、自分より前に自己紹介した人の名前を言ってから自己紹介スタートするというシンプルなルールです。
1人目「田中さんです。ほげほげ〜」
2人目「田中さんの隣の山田です。もげもげ〜」
3人目「田中さんの隣の山田さんの隣の鈴木です。ぽげぽげ〜」
という風に進めていきます。
ぼくが実際にやったときは確か6人くらいだったのでそれほど難しくはなかったけど、後半の人になるに連れて「どうなるどうなる?」みたいな緊迫感混じりのワクワク感みたいのが刺激されていい感じに盛り上がります。
席の配置がものをいうアイスブレイク。 6人くらいなら余裕だけど、人数多いときは、そういうのが苦手そうな人がいたら一番最初に指名したり、利害関係が強くちょっとセンシティブな関係の参加者がいたら、なるべく前半に来るように指名したりしても良い。
名前を覚えるのが苦手と自覚がある人は、自分が最後に来るようにしてやると、確実に名前覚えられるのでオススメ。ただし名前以外の内容はあまり入ってこない。
読むだけ自己紹介
アイスブレイクではないのですが、人数が多い時にオススメの「読むだけ自己紹介」自己紹介のテンプレートを準備しておいて、それに従って自己紹介してもらいます。
テンプレがあると自己紹介する側も楽だし、主催側として知りたいことを意図的に入れておくことが出来し、ある程度自己紹介の長さを制御出来るので、色々と合理的。例えば20人の自己紹介を20分で終わらせたいときなどに使えるテクニック。
ぼくが主催しているアジャイルひよこクラブでよく行われているやり方で、ぼくも幹事メンバーに教えてもらった。
色んなアイスブレイクの引き出しを持とう
ぼくはファシリテーターを目指してきたわけではないけど、何かを仕掛けようとイベントをやってみたりするとき、自己紹介アイスブレイクは、参加者にとってイベントを楽しいものにする一要素になっていたと思う。
例えば、新規事業のブレストをするとき、いろんな立場の人や外部の人を交えてアイデアソンをするとき。初対面の人を交えてワイワイやることはビジネスのシーンでも多くあったりします。そんなときにアイスブレイクの引き出しはきっと役に立つので、一度挑戦してみるといいよ!