毎日がもふもふ

新規事業に特化した渋谷の開発会社mofmof inc.を経営するエンジニア兼代表・原田敦のブログ

それ意味ないよ、って言う人は積極的に無視しよう

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これはぼくがまだ新卒1年目の頃の話。 自分で言うのもなんだけど、ぼくはプログラミングの適正がそこそこあったようで、同期と比べると成長は早い方だった。入社して割と早い段階で現場の仕事をこなしていた。

主たる業務がプログラミングだったので、ぼくがもっと上手に高度なプログラミングの能力を身につけたいと思ったのは自然なことだったと思う。だからぼくは職場で「スーパープログラマー」になりたいって言っていた。

そんなとき7,8こくらい上の先輩SE(システムエンジニア)がこう言った。「スーパープログラマーになっても意味ないよ」と。当然どうしてか気になったので理由を聞いた。そのときの回答は確か、プログラミングするのは末端の仕事だから設計が出来なきゃいけなくて、スーパープログラマーになるのではなくSEなりなよと。そのときは、ふーんそういうもんか、くらいに受け取った。

今でも当時と同じようにプログラマーという職種はSEにぶら下がる末端の仕事だと考えている時代遅れマンも多く存在しているみたいで、TwitterとかWEBの記事でそういう発言をしている人はいまだに見受けられる。だけど、当時に比べると「ものを作れる」というスキルは圧倒的に重宝されるようになった。設計書が書けてもものが作れなければビジネスは出来ないからだ。

「エンジニアはおらぬかー?」「どこかにWEBサービスを作れるものはおらぬかー?」と四方八方から聞こえてくる昨今を思うと明らかだと思う。

要するに、この人の忠告はあまり意味を持たなかった。

今やりたいと思ったことはやったほうがいい

長い話になっちゃうから詳しく書かないけど、他にも人生の岐路にたったとき「絶対に後悔するよ?」と忠告してくれたおじさんがいた。そのありがたい言葉を拝受した上で、即座に頭のゴミ箱に投げ捨てた。

今でもぼくはそのときのことを一度も後悔したことはない。

だからぼくは誰かから相談を受けたときは出来るだけ肯定的な意見を述べるようにしている。事業相談を受けたときもそう。

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引用元

www.motivation-up.co.jp

ふと思い出したので物議を醸したポスターを貼ってしまったが、実際に、出来ない理由、ダメな理由を見つけるのは本当に簡単なんだ。例えば起業したいという人がいたとする。起業して出来た新設法人は10年で6%しか生き残らないという統計がある。だから、起業なんかしない方がいい、とアドバイスすることは素人にも出来ることだ。

人の情熱なんてものは長くは持たないもんだ。一瞬で盛り上がって、一瞬で消えていく恋愛みたいなもので、実際軽薄なものだ。薪をくべなければ燃え続けることはない。そしてその薪は行動することで見つけることが出来る。今やりたいならやったらいい。ダメならやめればいい。

突然移動式ポップコーン屋をやりたいって言いだした友人がいた。あまりに唐突で飛躍しすぎていたから、思わず「やめた方がいいんじゃない?」と言ってしまった。

それが良い言葉だったのかどうか今は分からないけど。

起業しろ

こんなエモい話を書いてたら不意に「起業しろおじさん」を思い出してしまった。せっかくだから紹介しておくね。

起業したい若者は相談するとフライングで投資してくれるみたいだよ。