コミュ力。
とは、一体何なんだろうか。最近くそマジメにそんなことを考えている。ぼくはコミュ力の権化と呼ばれる程には、コミュ力に自信はあるのだけど(もちろん苦手なシーンもある)、いつ権化になったのかとんと検討もつかん。
巷に出回っている有象無象の求人広告にも「コミュニケーション能力」という言葉は度々目にする。にも関わらず、コミュニケーション能力というものが一旦どんなものなのか?どうやって身につけることが出来るのか?未だ明らかになっていない現代の七不思議の一つなのではないかと思うのです、ぼくは。
コミュ力の細分化
まず手始めにコミュ力を細分化してみるのはどうだ?コミュ力の定義を以下の2つに分けて、さらに細分化してみる。
- 素早く適切に他者と意思疎通し合意する能力である
- 会話や振る舞いによって他者に好感を与える能力である
8個くらいYESがあればコミュ力強者なんじゃないすかね?←適当か
素早く適切に他者と意思疎通し合意する能力
- 少ない説明と会話で、タスクの目的とゴールを把握することが出来る
- 不完全な情報がどの部分にあるのかを察知し、明らかにする能力も含まれる
- その場での情報をかき集めて、コンテキストを素早く理解し、 妥当な意見を言うことができる
- 全ての情報が頭にあるという状況は普通はありえない。限られた情報でコンテキストを類推し、的を射た意見を言えるとカッコいい
- 質問と回答が噛み合っていること
- 意図せず論点をずらしてしまう人は実はけっこういる
- 言いにくい話を、感情的なやりとりにならないように伝えることが出来る
- コンテキストが異なる相手と建設的な議論が出来る
- 職業が違う、性格が違うなど、自身の常識感が通用しない相手と意思疎通が出来ること
- 話の中で重要なこととそうでないことの区別がつけることが出来る
- 相手の言葉選びや態度から感情を推測することが出来る
- これは両者に属する能力
会話や振る舞いによって他者に好感を与える能力である
- フリに対してノリが一致している
- 例えば、誰かがボケたときはツッコミを入れるのが正しく、マジレスするのは正しくない
- 話やノリで場を盛り上げることができる
- 合コンとかある程度複数人がいるシーンで、場を盛り上げる能力
- 初めて話す人でも気さくに話すことが出来る、人見知りしない
- 相手の言葉選びや態度から感情を推測することが出来る
コミュ力の伸ばし方は正直知らん
ブログを書くからには役に立つことを書かなければならないというプレッシャーがあって最近書けていなかったのだけど、もはや役に立たなくても良いだろう。書きたいのだぼくは。全世界に向けて思っていることを発言したいのだ。
コミュ力をどうやって伸ばしたらいいかだって?
そんなん知らん。お前の頭で考えるんだ。考えるのを辞めたらお前はただの芦だぜ?
今やある程度のコミュ力に自信はあるオレだが、当然生まれつきコミュ力を持ってして生まれたわけではない。世の中には、生まれた瞬間に歩きだして「天上天下唯我独尊」とか言い出した天才児もいるくらいだから、生まれつきコミュ力があってもおかしくはないが、ともかくぼくは普通の赤ちゃんとして生まれたはずだ。
長い話になるから簡潔に書いて完結させないけど、ぼくがコミュニケーションに課題を感じ始めたのは小学校4年生くらいのときだったと思う。
あの時を振り返ると、クラスの中で強いやつ、普通のやつ、しょぼいやつってスクールカーストを暗黙的に感じるようになった。出来るだけ強いやつの近く、でなくても普通のやつの中には、って空気が当時あった気がする。
コミュ力が明確な課題になったのは今でもはっきりとおぼえている、16歳のときアルバイトの面接に落ちたことだ。友達の紹介で面接を受けたから、落ちた理由を聞くことが出来たんだけど、その理由は「話しているときに目を見て話さない」ってところだった。そんなこと一度も指摘されたことなかったからけっこうショックだった。
そこからどのようにぼく原田がコミュ力を身に付けていったのかは後に明かにされるのである…
(長くなったのでまた別で書くかも知れない)